以前は左官屋さんだった内山さん。
北海道の人は働き者です。
奥さんは飯炊きおばさんで、朝六時から七時まで働きます。
数年前まで網走に住んでいて、左官業や土木業の作業をしていました。
今は娘の嫁ぎ先の斜里で同居中。
加齢と怪我と病気で痩せたがシルバー人材センターの派遣作業をして
ゆっくりとした生活をおくっています。
酒とタバコは離せないらしく、酒とタバコがなくなったら生きてる意味がないそうです。
昔のバリバリの職人魂は地下足袋のはき方にも現れているようです。
職人魂を持った人が次第に埋もれていくのは寂しいことだと感じます。
18 Jun. 2010
左官屋さん
壁塗りより小回りの作業が得意で手軽になんでもこなす職人技の持ち主。
今は左官の仕事が減ったので建設現場で重機を動かす働き者です。
地方の職人は何でもこなす人が多い。
冬場は名古屋近くに仲間と出稼ぎに行く。
Dec.1994
6年前の内山さんを拝見しました。
時間の経過が、こんなふうに感じられるサイトは少ないのではないでしょうか。
内山さんは、素敵に時間を積み重ねていらっしゃったのだなあと感じました。撮影者は、普通に生きている方の一時をすくいあげ、スポットライトをあてておられるのでしょうか。