昆虫博士
20歳代にてんとう虫の研究、50歳代の今はネムリユスリカの研究をしている。
『ユスリカは世界に10000種類、日本には1000種類程。
アフリカに住んでいるユスリカの中にはとんでもない奴がいて
幼虫は小さな水たまりに住み、乾季に水たまりが干上がると幼虫もミイラのようにカラカラに…
次の雨季がくると吸水して1時間ぐらいで動きだし何ごともなかったように発育を再開します。
そいつがネムリユスリカ。
この乾燥耐性のメカニズムを研究することで多様な分野に活用できるのではないか?
例えばビーフジャーキーを水に戻してステーキとして食すなんてことができるかも…。
食感を損なわず、常温で食品を乾燥保存できれば冷蔵庫や冷凍庫が不要だから
電気のない途上国での食糧保存(食糧問題)や地球の環境問題にも貢献するはず』と熱く語る。
奥田隆さんの今研究していることです。
牛久沼のほとりに自作のアトリエ?をつくり、研究をしながら
テラスから鯉、うなぎ、ウシガエルや鴨等を見て過ごしているとか。
久しぶりの再会で、マイペースな生き方を貫いていると再確認。
11 Jul. 2009
牛久沼のほとりの自作アトリエにて
奥田隆・門野敬子夫妻
奥さんの門野敬子さんは『蚕』を研究する学者、ご夫妻で研究者。
娘さんはイギリス留学中。
11 Jul. 2009
牛久沼のほとりのアトリエにて
写真の背景は牛久沼