合併した大都市近郊の町でバスを待っていた人たち。
バスで20分程の山の中へ帰る御夫婦と隣に住んでいるおばあさん。
『昔はバスもなく歩いて町まで来ました。
近年は主人の自動車で町まで来ましたが主人が歳をとり今は地域バスで町に行きます』
と話してくれた。「どんぐりバス」と呼ばれているそうです。
住人が高齢化した町で地域バスは住人の大切な足となっているようです。
バス停代わりになっている待合所は古民家の再利用。
一日数本のバスの待合所になり、利用者のコミュニケーションの場所になっています。
方言で話す顔はみんな良い表情をしています。時間がゆっくとながれています。
小さな町が大きな町に合併されて静かな町になっていました。
04 Sep. 2009
「ちょっとよって館」という待合所